100%天然の香りに、こだわる理由

世の中には、いろんなにおいがあります。

いいにおいもあれば、いやなにおいも。


「いいにおい」に注目しても、みんながいいと思うものから、賛否がわかれるものも。


例えば、香水のかおり。

あなたは、香水の香りが好きですか?


私は、一瞬かぐならいいなって思うのですが、ずっとその香りの中で過ごしているときもちわるくなってしまいます……。

一方で、天然の「いいかおり」で気持ち悪くなることはありません。

(果物のドリアンなど、人によって評価が変わるものはさておき……。)


この「いい香りのはずなのに、かいでいると気持ち悪くなる」というのが、ポイントです。


なぜなら、ほとんどの香水は人工香料でできているので香りの構成要素が、天然のものと比較して単純。この単純さは、人にとってあまり相性がよくありません。


逆に、天然の香りは本当にたくさんの香りの成分でできているんです。※1


思い出してください。

芳香剤の「オレンジの香り」と書いてあるものと、おうちでオレンジを買ってきて切り分けた皮をグッとつかむとプシュっと噴き出した時の香り。

全然違いませんか?


(ちなみに……。プシュっとでてくるのが、天然のエッセンシャルオイルです。アロマグッズ屋さんでうっている小瓶に入ったオイルも、このプシュっとでてくるものを集めたもの)


この「違い」こそ、天然100%の香りにこだわっている理由。

フレッシュで、いくら嗅いでもイヤにならないし、気持ち悪くならない。


それは、たくさんの香りのもとが、鼻から入って脳のバランスを整えるから。

これが単純だと、脳の負担になってしまうんです。(※2)


眠りの問題は、生活習慣だったり、体のリズムを整えていくタイプのもの。

だから、少し時間をかけて取り組む必要があるんです。


そんなとき、体に負担をかけず、バランスを取りながらリズムを取り戻していってほしい。

そんな想いで、天然100%の香りにこだわっています。


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「バランスを取りながら、リズムを取り戻していく」という考え方が、アロマテラピーや漢方薬、生薬などの考え方の根っこにあるような気がしてならないです。


私の言葉でなく、実際の研究者さんにお会いする機会もあるはず。その際もう少し深く掘り下げたことを聞き、共有できたらいいなと思っています。


※1  専門用語では「芳香分子(ほうこうぶんし)」と言います。1つのエッセンシャルオイルには無数の芳香分子が入っています。エッセンシャルオイルの小瓶を買うと、箱の中に細長い紙がはいってませんか?あれは、その芳香分子の明細書です。専用の機械で分析したものが30~40個ほど記載されているはずです。でも、ごく少量の芳香分子は現代の機械でも分析しきれないため、記載もされていません。これこそ、天然の香りが複雑といわれる理由。この複雑さが、ヒトにとって相性がいいんです。

※2 井上重治(2009)『サイエンスの目でみるハーブウォーターの世界』フレグランスジャーナル社.

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