不調になりやすい春、自分の調子を整える工夫。
すっかり春の気配ですね。
うれしい反面、なんだか体調がすぐれない……と思いませんか?
実は、この時期の特徴なんです。
気温や天気の変化も大きいこともあり、昔から「木の芽時(このめどき)」と呼ばれて「崩れやすい時期」と見られてきました。
この春の不調。
実は自律神経の乱れが原因で起こるんです。
自律神経は心臓の動きや体温調整など、人が普通に生きていく上でとっても大切な身体の機能をコントロールしています。
身体を活発にする働きと、休ませる働きも、この自律神経が調整しているんです。
ただ、自律神経はストレスの影響をモロに受けてしまいます……。
春は進学や就職、お引っ越しなど人生の大きな節目時。
イベントが多くてストレスも多くなりがちなのに、気温や天気もくるくる変わるのでストレスがダブルでかかってくる状態。
自律神経が乱れやすく、結果、体調が狂いやすいんです。
これが、春に不調になりやすい理由です。
この自律神経を簡単に調整する方法が香りの深呼吸。
息が入って、出ていく。
これを単純に数回繰り返すだけで、ぐっと自分が整ってきます。
具体的なやり方
1、息をハーーーと吐ききる。
2、香りをシュシュっとする
3、おなかに意識をもっていきながら、香りが鼻からおなかに入ることをイメージし、ゆっくり吸う。
(↑ 上に慣れたら、4~6も工程にいれてみてください)
4、おなかを意識していたのを、身体全体に広げる。
5、自分の内側にある身体や心の変化を感じる。
6、感じていること、ただ受け止める。
※1回あたり1~2分で出来ます!
特に、この香り深呼吸をしたまま夜眠るのがおすすめです。
体調不良には、ぐっすり眠るのが一番です。
ぜひ暮らしの中に取り入れて、整った状態で春を楽しんでもらえたら、こんなにうれしいことはありません。
今夜も、ぐっすり休めますように。
そして、春を楽しめますように。
参考:『香りで気分を切り替える技術』松尾祥子 翔泳社
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